最近は東京でジビエを提供しているお店でも、丁寧に処理された新鮮なお肉を使い、本来その肉が持つ癖を味わいに変えて美味しくいただけるお店が増えてきた。
さすがに調理が難しいだろうと思うのだが、いやいや、丁寧に処理された新鮮なお肉は、そもそもが美味しい。
これをバーベキューで頂いてみるのは如何だろう?
狩人たちのように、豪快にという訳にはいかないが、好きな肉を好きな焼き加減で自分で焼く、、、
都心で出来る場所は限られるが、当店なら問題はない。
焚火の様な仕様の囲炉裏型とでも呼ぶべきだろうか、たき火風焼き場に炭がパチパチと爆ぜる音を聞きながら、好きな肉を好きな焼き加減で焼き、頂く。
東京のど真ん中でこれが味わえるとは何と贅沢なことだろう。
私なら焼き加減はミディアムレア
はじめは少々の荒塩で頂き、次に何でいただこう…
ワサビもいい、柚子胡椒もいい。
先に炭火の中へ投入した新鮮なジャガイモや玉ねぎ、ニンジンなどの野菜を付け合わせとして振る舞えば、食通もうなる一皿の出来上がりである。
単純にワイワイと騒ぐバーベキューもいいが、たまには、大人のバーベキューを楽しんでみてはいかがだろうか。